<<週刊びしゃもん>>2026-07/19 Vol.1,258

・ごきげんよう、塾長です。
・おかげさまで、夏休み前の塾予定を無事に終えることが出来ました。皆様に感謝申し上げます。明日7/20は海の日で塾お休み。明後日7/21より夏期講習です。より多くの問題演習を通して,知識と応用力を身につけ伸ばしましょう。
・小倉の街は今日まで小倉祇園太鼓本祭りです。昨日はお城前で少年組競演会が開催されました。私は例年通りに保存振興会の写真撮影でしたが、暑さにヘトヘトになりました。水分補給と同時に身体を冷やすことの大切さを痛感しました。
・毘沙門塾ではクーラーを効かせていますが、勉強中でも適宜水分補給を勧めています。受験勉強も安心安全に進めます。
・以前よりもずっと短くなった夏休み。夏期講習もあっという間に終わります。短時間で読み、書き、そして覚える習慣を身につけましょう。そして夏の良い思い出が作れるよう、日々溌剌と過ごしましょう。

<<週刊びしゃもん>>2026-07/12 Vol.1,257

・ごきげんよう、塾長です。
・私は昨日、北九州市立大学の学生たちと旦過市場フォトウォークに出かけました。誰しも皆がスマホを手にして写真を撮る時代です。更には生成AIにより、言葉が画像や映像に置き換えられる時代もやって来ました。そんな中で生身の人を対象に対話しながらの写真撮影を学生たちに体験してもらいました。
・私が「買い物」ではなく「市場の記憶」として旦過市場に関わって5年目です。挨拶し、話し、お互いに笑顔になったところでシャッターを切ります。この一連の動作は単純ですからすぐに覚えられます。しかし、実際に行動するとなると、一筋縄ではいきません。そこに臨機応変の「経験」が必要です。
・学校教育において生成AIの導入が進んでいます。普段の生活では中高生や大学生はほぼ全てスマホやタブレットに問いかけているでしょう。短時間で意に即した答えが提示されるのが魅力です。今朝の朝日新聞には科学雑誌「サイエンス」の研究結果を引用して「生成AIを使った人の8割は,直後でも自分の文章を思い出せず・・・」としています。「自分の頭で考えるのは負荷は高いが、深い学習成果がある」と結論づけています。
・自分で考えるためには思考するための材料が必要です。それは知識です。AIはその知識量が膨大だと聞きました。その知識を電気的につなぐのに膨大な電力を要するそうです。それに比して、私たちの脳はほんのわずかなエネルギーで思考するそうです。しかし私たちは覚えてもすぐに忘れます。覚え続けるには、記憶を定着させるには少しの努力と反復が必要です。私の仕事は塾生たちの努力と反復を後押しすることだと確信しています。
●夏期講習会のご案内を配布しています。スケジュールをご確認の上、参加申込みをお願いいたします。お知り合いをご紹介くださいませ。

<<週刊びしゃもん>>2026-07/05 Vol.1,256

・ごきげんよう、塾長です。
・七月になりました。梅雨真っ盛りで、雨の日が多くなりました。北九州市立の小中学校は全て二学期制となりましたから、夏休み前の「終業式」は無いそうです。季節の変わり目に学期の変わり目が重なっていた時代は過ぎ去ったようで、何だか寂しい感じがします。
・塾では夏休み中の運営計画を立てました。塾のテキスト、そして模擬試験を盛り込みます。学習の基本は「真似る」ことです。特にやり直しはノートの左ページに問題と解説と正解とを書き、右ページはそれらを自宅で写し取ります。特に英語は左ページに問題文と英文を黒で書き、英単語の直下に青で日本語訳を書き、副詞部分は赤で書き、右ページはその解釈に至る必要知識を書きます。
・小中学生の多くが「デジタルネイティブ」で、スクリーン上の文字や図形を目で追うのみの生活になってしまいました。毘沙門塾ではそれぞれの五感を駆使して目で見て、口で読んで、耳で聞いて、手で書いて、紙面に残す作業を重視します。一連の学習の流れがそのまま入試当日の解法の流れとなるよう習慣づけさせたいと願っています。
●夏期講習会のご案内を配布しています。スケジュールをご確認の上、参加申込みをお願いいたします。お知り合いをご紹介くださいませ。

<<週刊びしゃもん>>2026-06/28 Vol.1,255

・ごきげんよう、塾長です。
・デジタル化の大波が押し寄せる中、世界の教育現場では生成AI利用やデジタル教材の使用に慎重です。欧州各国ではデジタル教科書から紙の教科書に戻す動きも活発です。
・我が国では2030年以降、紙とデジタルのハイブリッド教科書が主流となりそうです。私が危惧するのはただ一点。「書かない」ことによる知識不足です。
・何かの本で「民芸は手間がかかる」と読んだことがあります。民芸を教育に置き換えても同じことが言えます。今や手間暇をかけることが特別で何かしら異質なことになっているように感じます。
・私たちは「書いて覚え」ましたが、それはただ単なる暗記ではありませんでした。知っておくべき事象には必ず「起承転結」があり、それらには更に枝葉や周囲との関係性のような「空気」があります。近年のように教材がふんだんにはありませんでしたから、知識を得るには「先生に聞いたり、図書館で調べたり、近所の年長者に教えを請うたりする」などが必須でした。これからも毘沙門塾ではそれらを大切にしていきます。
●夏期講習会のご案内を配布しています。スケジュールをご確認の上、参加申込みをお願いいたします。お知り合いをご紹介くださいませ。

<<週刊びしゃもん>>2026-06/21 Vol.1,254

・ごきげんよう、塾長です。
・私の父は1929年・昭和4年生まれ。その中学高校時代は太平洋戦争真っ只中で、学徒動員により小倉造兵廠で日々を過ごしたそうです。主の仕事は20ミリ機関砲の砲弾先晩削り出しで、一日の製造数一位で表彰されたこともあると話してくれました。
・そんな父が憧れていたというのが、小倉祇園太鼓の打ち手でした。小学生の頃は歳が足りないからと太鼓をたたけず、中学生になったら資材放出で太鼓山車が接収されて、戦後もずっと町内の小倉祇園太鼓は途絶えたままでした。
・私が小学生になった頃の七月に父が突然太鼓を二つ購入しました。その日から父と二人で太鼓を叩き始めました。公園で大きな音をたてても祇園太鼓ならば何の苦情も出ない時代でした。父は子どもの頃の記憶を元に私に立ち位置、バチの持ち方、太鼓のリズム、叩き方などを教えてくれました。毎日のように太鼓を叩いていると、次第に人が集まり、やがて町内の山車を復活させようという話も出始めました。
・さらに十年経ってから、山車復活の目処が立った頃、父は私を古船場町の老人の家へ連れて行きました。老人は一色さんという小倉祇園太鼓の名手でした。私に「カンを叩いて見せろ」とおっしゃるので、叩いてみせると「よし、これを見せてやろう」とカンの叩き方を記した一枚の紙を開きました。「これ一枚しかないから写し取って帰って、これを見ながら稽古しろ」と言いました。
・私が一色さんに会って話したのはその時一度きりでした。コピーなど無い時代。その一枚の「一色流カンの譜面」を我が町内は大切に受け継いでいます。6月末の父の日、そして7月1日からの小倉祇園太鼓が始まる頃に私が必ず思い出す二人の父の思い出です。私は今年も太鼓のバチを腰に差して、小倉祇園太鼓全ての山車の記録写真を撮り残します。
●夏期講習会のご案内を配布しています。スケジュールをご確認の上、参加申込みをお願いいたします。お知り合いをご紹介くださいませ。
●中学生の皆さんは以下のリンクよりフクト実力テスト会会員申込みをお願いいたします。申込み後、フクトより送付される会員証を塾へ提示してください。
中学3年生は
https://store.fukuto.jp/shopdetail/000000000429/
中学2年生は
https://store.fukuto.jp/shopdetail/000000000435/
中学1年生は
https://store.fukuto.jp/shopdetail/000000000438/
●毘沙門塾の新年度入塾案内を配布しています。お知り合いをご紹介ください。
●小倉祇園太鼓ホームページ(掲載写真は塾長撮影です)
https://kokuragiondaiko.jp

<<週刊びしゃもん>>2026-06/14 Vol.1,253

・ごきげんよう、塾長です。
・私は昨日、塾近所の保育園運動会を動画撮影しました。かれこれ20年近く同保育園の運動会と生活発表会を動画記録し、編集しています。運動会は今年から6月開催となりました。数年前に園舎改装により、園庭での運動会が出来なくなったので、近所の小学校体育館での開催となり、園児たちは天候を気にすることなく、伸び伸びと競技に臨むことが出来ています。
・運動会には前園長先生も参観してくださいます。私を見つけるとすぐさま笑顔で話しかけてくださるのも嬉しい瞬間です。同時に昨今の教育情勢についてもそれぞれの想いを語り合います。
・当保育園は今年から「認定こども園」となりました。極度の少子化で、幼児教育の在り方が大きく様変わりしているようです。北九州市以外では「待機児童」という言葉も良く聞きますので、何だか不思議な地域格差が生じているようです。
・毘沙門塾でも保育園でも児童や生徒の成長は短時間で素晴らしい伸びを示してくれます。私はその伸びに期待して日々こども達に接したいと願っています。かつてある塾生保護者様からこんな言葉を賜りました。「こども達の一年間の成長は大したものだけれども、私たち大人はこの一年間でどれだけ成長したんでしょうかね」と。私はこの言葉を思い出す度に日々学習、日々探求、そして生涯行動し続けねばと自分に言い聞かせています。
●夏期講習会のご案内を配布しています。スケジュールをご確認の上、参加申込みをお願いいたします。お知り合いをご紹介くださいませ。

<<週刊びしゃもん>>2026-06/07 Vol.1,252

・ごきげんよう、塾長です。
・私は昨日、年長者のファッションショー「グランドシニアシャレトーネショウ」のお手伝いをしました。65歳から最年長は103歳まで20組近くの皆さんがそれぞれの衣装を身に纏ってランウェイを歩きました。
・年長者の皆さんの経歴はごく普通のもので決して煌びやかではないのですが、それぞれに艱難辛苦を乗り越えて、明日から更に人生を謳歌しようという志がありました。この志こそが自らを勇気づけ、若い心を保つ秘訣のように思いました。
・今年で毘沙門塾は37年目に入りました。教育行政はもちろんのこと、今も世相は全く先読みできない日々の連続です。そんな時代の移り変わりの中で、長く受験指導を続けていられるのは本当に幸せなことだと感謝しています。
・毘沙門塾の志は何でしょうか。それは「学びの姿勢を受け継ぐ」人材を育てることです。私を私の学習姿勢を形作っているのは恩師や彼らの恩師たち、更には、その家族の教えです。それはまるでピアノの世界におけるベートーヴェンの系譜にも似たつながりがあります。先達の教えを守り反すうしてより良く伝え続けるのが毘沙門塾の志なのです。
●夏期講習会のご案内を配布しています。スケジュールをご確認の上、参加申込みをお願いいたします。お知り合いをご紹介くださいませ。

<<週刊びしゃもん>>2026-05/31 Vol.1,251

・ごきげんよう、塾長です。
・今日、石川県で人工繁殖されたトキが自然に放たれるそうです。一旦我が国では絶滅してしまったトキが中国との協力で日本本土の空に舞い上がります。自然の中でのトキの暮らしが順調に進むように能登半島の農家の皆さんは様々に準備をしてきたそうです。
・「鴇色(ときいろ)」は我が国日本の伝統色です。私がこの色を知ったのは高校生の頃、古文の学習中でした。それ以前には祖父母が朝夕の空の色を様々に言い分けているのを覚えています。
・本来の学びは先達からの伝達が主です。知覚によって得た体験を言語で再定義することが学習です。「習」という文字は祝詞を入れた箱を何度も撫でる象形文字だと漢字学の白川静先生は仰いました。先日小学3年生にこの事を話しましたが、やはりキョトンとしていました。まだまだ知覚体験が少ないのだろうと思われました。
・茜色の夕空を飛ぶトキの翼を眺めて「鴇色」の美しさを認めることの出来る今世紀のこども達が、より良い自然環境を希求する大人へと成長して欲しいと願っています。
●夏期講習会のご案内を配布しています。スケジュールをご確認の上、参加申込みをお願いいたします。お知り合いをご紹介くださいませ。
https://bishamonjuku.com/シーズン講習会/

<<週刊びしゃもん>>2026-05/18 Vol.1,250

・ごきげんよう、塾長です。
・今日5/24は私の母校で同窓会総会が開催されます。かつて私が受験生だった頃、先輩から「志望校に合格すれば、そこが母校となり、卒業後はずっと同窓生となる」と言われました。受験勉強中だった身としてはそんな先のことまでは思い至らずにいましたが、今となっては肌身に沁みる言葉です。
・志望校選択には様々な要因があります。昔と現在とでは受験環境も様変わりしましたが、先の先輩の言葉は普遍的だと思います。受験勉強の合間にご家族でそんなことを話し合ってみるのも佳いかと思います。
・さて、懐かしい同窓生たち、恩師たちに会いに行って参ります。

<<週刊びしゃもん>>2026-05/17 Vol.1,249

・ごきげんよう、塾長です。
・北九州市内の公立中学が全て前後期制となりました。これにより、年間の定期考査も実施回数が減っています。それに加えて、前期中間考査を実施しない中学校も少なくありません。
・受験指導を中心に学習指導する身としては「テキスト・テスト・スケジュール」の三つを大切にしていますが、公教育においてその一角がかけ始めたような印象を持ちます。
・そんな中、高校受験を目指す私立中学校で「一学期中間考査」が実施されました。新学期早々に年間学習計画が出され、GW前に試験範囲が発表され、教科書とワークブック準拠のテストが実施されました。
・高校入試の出題ジャンルは膨大です。計画的に履修せねば身につくものではありませんし、英語などは「小学校で学んだはず」とされる課題も数多くあります。こまめに反復練習して身に着けつつ進まねば、後で痛い目に遭います。
・定期考査や学力テストは「その時点での必須課題」を提示しています。事後に必ず「満点答案」を作り、やり残しのない学習生活を心がけましょう。
・公立学校での定期考査が減った分、塾でのフクト実力テストで「現時点での学力スタンダード」を身に着けて欲しいと願っています。