・ごきげんよう、塾長です。
・デジタル化の大波が押し寄せる中、世界の教育現場では生成AI利用やデジタル教材の使用に慎重です。欧州各国ではデジタル教科書から紙の教科書に戻す動きも活発です。
・我が国では2030年以降、紙とデジタルのハイブリッド教科書が主流となりそうです。私が危惧するのはただ一点。「書かない」ことによる知識不足です。
・何かの本で「民芸は手間がかかる」と読んだことがあります。民芸を教育に置き換えても同じことが言えます。今や手間暇をかけることが特別で何かしら異質なことになっているように感じます。
・私たちは「書いて覚え」ましたが、それはただ単なる暗記ではありませんでした。知っておくべき事象には必ず「起承転結」があり、それらには更に枝葉や周囲との関係性のような「空気」があります。近年のように教材がふんだんにはありませんでしたから、知識を得るには「先生に聞いたり、図書館で調べたり、近所の年長者に教えを請うたりする」などが必須でした。これからも毘沙門塾ではそれらを大切にしていきます。
●夏期講習会のご案内を配布しています。スケジュールをご確認の上、参加申込みをお願いいたします。お知り合いをご紹介くださいませ。
投稿者: jukucho1138
<<週刊びしゃもん>>2026-06/21 Vol.1,254
・ごきげんよう、塾長です。
・私の父は1929年・昭和4年生まれ。その中学高校時代は太平洋戦争真っ只中で、学徒動員により小倉造兵廠で日々を過ごしたそうです。主の仕事は20ミリ機関砲の砲弾先晩削り出しで、一日の製造数一位で表彰されたこともあると話してくれました。
・そんな父が憧れていたというのが、小倉祇園太鼓の打ち手でした。小学生の頃は歳が足りないからと太鼓をたたけず、中学生になったら資材放出で太鼓山車が接収されて、戦後もずっと町内の小倉祇園太鼓は途絶えたままでした。
・私が小学生になった頃の七月に父が突然太鼓を二つ購入しました。その日から父と二人で太鼓を叩き始めました。公園で大きな音をたてても祇園太鼓ならば何の苦情も出ない時代でした。父は子どもの頃の記憶を元に私に立ち位置、バチの持ち方、太鼓のリズム、叩き方などを教えてくれました。毎日のように太鼓を叩いていると、次第に人が集まり、やがて町内の山車を復活させようという話も出始めました。
・さらに十年経ってから、山車復活の目処が立った頃、父は私を古船場町の老人の家へ連れて行きました。老人は一色さんという小倉祇園太鼓の名手でした。私に「カンを叩いて見せろ」とおっしゃるので、叩いてみせると「よし、これを見せてやろう」とカンの叩き方を記した一枚の紙を開きました。「これ一枚しかないから写し取って帰って、これを見ながら稽古しろ」と言いました。
・私が一色さんに会って話したのはその時一度きりでした。コピーなど無い時代。その一枚の「一色流カンの譜面」を我が町内は大切に受け継いでいます。6月末の父の日、そして7月1日からの小倉祇園太鼓が始まる頃に私が必ず思い出す二人の父の思い出です。私は今年も太鼓のバチを腰に差して、小倉祇園太鼓全ての山車の記録写真を撮り残します。
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●中学生の皆さんは以下のリンクよりフクト実力テスト会会員申込みをお願いいたします。申込み後、フクトより送付される会員証を塾へ提示してください。
中学3年生は
https://store.fukuto.jp/shopdetail/000000000429/
中学2年生は
https://store.fukuto.jp/shopdetail/000000000435/
中学1年生は
https://store.fukuto.jp/shopdetail/000000000438/
●毘沙門塾の新年度入塾案内を配布しています。お知り合いをご紹介ください。
●小倉祇園太鼓ホームページ(掲載写真は塾長撮影です)
https://kokuragiondaiko.jp

<<週刊びしゃもん>>2026-06/14 Vol.1,253
・ごきげんよう、塾長です。
・私は昨日、塾近所の保育園運動会を動画撮影しました。かれこれ20年近く同保育園の運動会と生活発表会を動画記録し、編集しています。運動会は今年から6月開催となりました。数年前に園舎改装により、園庭での運動会が出来なくなったので、近所の小学校体育館での開催となり、園児たちは天候を気にすることなく、伸び伸びと競技に臨むことが出来ています。
・運動会には前園長先生も参観してくださいます。私を見つけるとすぐさま笑顔で話しかけてくださるのも嬉しい瞬間です。同時に昨今の教育情勢についてもそれぞれの想いを語り合います。
・当保育園は今年から「認定こども園」となりました。極度の少子化で、幼児教育の在り方が大きく様変わりしているようです。北九州市以外では「待機児童」という言葉も良く聞きますので、何だか不思議な地域格差が生じているようです。
・毘沙門塾でも保育園でも児童や生徒の成長は短時間で素晴らしい伸びを示してくれます。私はその伸びに期待して日々こども達に接したいと願っています。かつてある塾生保護者様からこんな言葉を賜りました。「こども達の一年間の成長は大したものだけれども、私たち大人はこの一年間でどれだけ成長したんでしょうかね」と。私はこの言葉を思い出す度に日々学習、日々探求、そして生涯行動し続けねばと自分に言い聞かせています。
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<<週刊びしゃもん>>2026-06/07 Vol.1,252
・ごきげんよう、塾長です。
・私は昨日、年長者のファッションショー「グランドシニアシャレトーネショウ」のお手伝いをしました。65歳から最年長は103歳まで20組近くの皆さんがそれぞれの衣装を身に纏ってランウェイを歩きました。
・年長者の皆さんの経歴はごく普通のもので決して煌びやかではないのですが、それぞれに艱難辛苦を乗り越えて、明日から更に人生を謳歌しようという志がありました。この志こそが自らを勇気づけ、若い心を保つ秘訣のように思いました。
・今年で毘沙門塾は37年目に入りました。教育行政はもちろんのこと、今も世相は全く先読みできない日々の連続です。そんな時代の移り変わりの中で、長く受験指導を続けていられるのは本当に幸せなことだと感謝しています。
・毘沙門塾の志は何でしょうか。それは「学びの姿勢を受け継ぐ」人材を育てることです。私を私の学習姿勢を形作っているのは恩師や彼らの恩師たち、更には、その家族の教えです。それはまるでピアノの世界におけるベートーヴェンの系譜にも似たつながりがあります。先達の教えを守り反すうしてより良く伝え続けるのが毘沙門塾の志なのです。
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<<週刊びしゃもん>>2026-05/31 Vol.1,251
・ごきげんよう、塾長です。
・今日、石川県で人工繁殖されたトキが自然に放たれるそうです。一旦我が国では絶滅してしまったトキが中国との協力で日本本土の空に舞い上がります。自然の中でのトキの暮らしが順調に進むように能登半島の農家の皆さんは様々に準備をしてきたそうです。
・「鴇色(ときいろ)」は我が国日本の伝統色です。私がこの色を知ったのは高校生の頃、古文の学習中でした。それ以前には祖父母が朝夕の空の色を様々に言い分けているのを覚えています。
・本来の学びは先達からの伝達が主です。知覚によって得た体験を言語で再定義することが学習です。「習」という文字は祝詞を入れた箱を何度も撫でる象形文字だと漢字学の白川静先生は仰いました。先日小学3年生にこの事を話しましたが、やはりキョトンとしていました。まだまだ知覚体験が少ないのだろうと思われました。
・茜色の夕空を飛ぶトキの翼を眺めて「鴇色」の美しさを認めることの出来る今世紀のこども達が、より良い自然環境を希求する大人へと成長して欲しいと願っています。
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https://bishamonjuku.com/シーズン講習会/
<<週刊びしゃもん>>2026-05/18 Vol.1,250
・ごきげんよう、塾長です。
・今日5/24は私の母校で同窓会総会が開催されます。かつて私が受験生だった頃、先輩から「志望校に合格すれば、そこが母校となり、卒業後はずっと同窓生となる」と言われました。受験勉強中だった身としてはそんな先のことまでは思い至らずにいましたが、今となっては肌身に沁みる言葉です。
・志望校選択には様々な要因があります。昔と現在とでは受験環境も様変わりしましたが、先の先輩の言葉は普遍的だと思います。受験勉強の合間にご家族でそんなことを話し合ってみるのも佳いかと思います。
・さて、懐かしい同窓生たち、恩師たちに会いに行って参ります。
<<週刊びしゃもん>>2026-05/17 Vol.1,249
・ごきげんよう、塾長です。
・北九州市内の公立中学が全て前後期制となりました。これにより、年間の定期考査も実施回数が減っています。それに加えて、前期中間考査を実施しない中学校も少なくありません。
・受験指導を中心に学習指導する身としては「テキスト・テスト・スケジュール」の三つを大切にしていますが、公教育においてその一角がかけ始めたような印象を持ちます。
・そんな中、高校受験を目指す私立中学校で「一学期中間考査」が実施されました。新学期早々に年間学習計画が出され、GW前に試験範囲が発表され、教科書とワークブック準拠のテストが実施されました。
・高校入試の出題ジャンルは膨大です。計画的に履修せねば身につくものではありませんし、英語などは「小学校で学んだはず」とされる課題も数多くあります。こまめに反復練習して身に着けつつ進まねば、後で痛い目に遭います。
・定期考査や学力テストは「その時点での必須課題」を提示しています。事後に必ず「満点答案」を作り、やり残しのない学習生活を心がけましょう。
・公立学校での定期考査が減った分、塾でのフクト実力テストで「現時点での学力スタンダード」を身に着けて欲しいと願っています。
<<週刊びしゃもん>>2026-05/10 Vol.1,248
・ごきげんよう、塾長です。
・本日5/10は第一回目のフクト実力テストです。先日のテレビ番組「福岡くん」でも紹介されていましたが、福岡県立高校入試に対してのフクト実力テストの模擬試験精度は抜群です。これは私たちの中学生時代から変わらぬ信頼感があります。
・近年は北九州市内私立高校入試も福岡県立高入試に出題傾向や体裁を合わせるようになりました。しかし、市外の私立高校や県外公立高校はその体裁が全く異なります。
・受験は「傾向分析と対策」が必須です。毘沙門塾では中学生は毎週フクト実力テスト過去問題を実施しますし、小学生は概ね第3週目に育伸社学力テスト過去問題を提供します。
・「習うより慣れよ」とは言いますが、学習材料とその使い方が解らなくては何も出来ません。毘沙門塾ではより多くの学習材料とその使い方を中心に指導して参ります。
・残念なお知らせがあります。西南女学院中学校が2026年度の生徒募集を最後に以降の募集を停止するとのことです。永年、地域の女子教育に尽力貢献してきた同校の歴史と伝統を思えば、実に悲しい決定です。教育環境が大きく変化している昨今、私たちも世情を常に先読みしつつ事業を進めねばならないと痛感します。
https://www.seinan-jo.ac.jp/houjin/news/20260507.html
<<週刊びしゃもん>>2026-05/06 Vol.1,247
・ごきげんよう、塾長です。
・GW休暇を終えて、明日から通常ゼミが再開です。私はこの休暇中にドイツ4地域を旅しました。初めての欧州でしたが、交通機関も様々な施設も利用方法がすべてデジタル化されていて、移動も観光も快適でした。
・私はドイツ語は不慣れですが、現地ではどこへ行っても英語が通用します。おかげで、久しぶりに朝から晩まで英語で過ごす日々を体験しました。
・今回の旅でのサプライズはライカカメラ社の社主との夕食会です。SNSを通して事前にライカカメラ社訪問を伝えていましたら、先方より直接会って話をしたいとのお誘いを得ました。公私にわたり永年ライカカメラを愛用していますが、その会社のトップとの面会が実現したことは人生のハイライトでもあります。果たして、写真芸術のこと、日独それぞれの文化や人となりのことなど多岐にわたって長時間お話ししました。
・何事も一歩を踏み出せば、必ず人生の歯車は回り始めます。その一歩を躊躇せずに踏み出せるかどうかが人生の豊かさに通じるのだと改めて実感しました。
・明日からまた通常の日々です。その日々がお互いの未来へと向かっていることを信じて日々を過ごしましょう。
<<週刊びしゃもん>>2026-04/19 Vol.1,245
・ごきげんよう、塾長です。
・本日4/19は毘沙門塾設立36周年です。塾を始めた1990年は湾岸戦争が始まり、国内外共に政情不安定。その後、バブル経済やインターネットの拡がり、デジタル化の波が世界中を覆いました。少子高齢化も進み、教育環境も大きく変わりました。
・21世紀は平和で豊かな世界がやって来ると思っていましたが、現実はそんなに甘いものではありませんでした。それでも今日も毘沙門塾を運営できるのは「教育の普遍性」を希求する人々のおかげであるとと考え、益々塾運営を充実させて参ります。
・塾は36年目でも本年度は始まったばかりです。恒例のGW休暇を経て夏休みまで日々の学習生活を充実させましょう。37年目の毘沙門塾をどうぞよろしくお願いいたします。
●4/27㈪〜5/6㈬はGW休みです。
●中学生の皆さんは以下のリンクよりフクト実力テスト会会員申込みをお願いいたします。申込み後、フクトより送付される会員証を塾へ提示してください。
中学3年生は
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中学2年生は
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中学1年生は
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